左手首を骨折して,ようやくシーネが取れた。自由になったと思ったら今度は動かす度に痛んで,手首も可動域が狭い。リハビリを毎日しましょうと言われるが、動かなさ加減に地味にイライラする。
行動範囲も狭いので,家ですることにXの閲覧をつい先月からはじめた。毎日の刺激が欲しいのだろうか,ついついスクロールして見てしまう。突然の解散総選挙から,政治的な内容を閲覧することが多くなり,それを読んでいると憂鬱な気分になる。正確には,憂鬱と,怒り,そして世の中にこんなにも意見とつぶやきをXに載せている人がいるのだという素直な驚きだ。
中でもネトウヨ,というのはどんな人たちなのだろうと考える。今まであまりお近づきにならないタイプの人たちだ。気になってググってみたら,どうも生活に困窮している層でもなさそうだ。そして匿名が多いような印象。たぶん,外を歩いてもことさら異常にも見えず,むしろ堅実に生活をしていたり,普通の顔をしている人たちが,ネット上で自分と意見の違う,もしくは気に食わない相手に対して怒涛のような誹りや,執拗に攻撃を繰り返す。そして,仲間として協力して,高揚感を得る。そんなものなのかと考えた。
彼らにとっては,対立相手を攻撃することは祝祭に近いことで,推し活と比べたら失礼かもしれないが,それによって毎日生きるエネルギーをもらっているのかもしれない。しかし,こと政治でそれをやってしまうと,例えば今の政権で憲法を改正したり,軍事増強のためにいつの間にか課税をしたりとかの意図を後押しすることになる。たぶん彼らは責任など取らない。まずい状況になれば,また別の立場でそれを嘆いたり揶揄したりするだけなのだと思う。
自身が機嫌良く,幸せに生きることがまず大事で,世の中はある程度ちゃんと動いている。そんなかつての自分のような人たちは案外たくさんいるのではないか。まずいことを知りたくない,しかし,知ってしまうと世の中はかなりまずいことになっていると憂鬱になる。その上で,何をするかがとても重要なのだと思う。
